SR-X/F70 進水式で宇佐へ回航!
予定していた土曜日が雨だったので、27日月曜に晴れて進水でした!
お客さんが待っている宇佐(USA)まで回航です!
燃費を稼ぐ為、スピードは4,800回転で、少しトリムアップして自然にあと150回転ほど上げてやります。
浦戸大橋をくぐると・・・・・
東風が強くなってきましたが、そこはSR-X、向かい風で走るときは、横流れ性能に貢献するW.T.B.(ウェイブ・スラスター・ブレード)が波を鋭く引き裂いて、ドライバーに伝わる振動をかなり軽減させてくれます。
こういう場合(向かい波)では、めいっぱいトリムインして、水線長を長くしてやるとピッチングを抑えられます。
桂浜の堤防を折り返すと進路を西に・・・・ここからは追い風!
西に向くなり、4隻の漁船が向かってきました。
桂浜に繋がる花海道(はなかいどう)沖ではシラスパッチ漁が盛んで、2隻1対で網を曳いていることを2級の学科講習の教壇で教えています。沖側に回ると相当な遠回りになるので、4隻の真ん中を通れば大丈夫なはず・・・・
また、こういうときは、船長はすぐに判断をし、他の船に意思表示を明確にする必要があるということも教科書にあります。(海上衝突予防法)
で、ひたすら2隻目と3隻目の真ん中目指して舵を取ると、ほぼ同じタイミングで沖から2隻目の漁船が「俺の横を通れ!」と言わんばかりに少し沖側に進路を変えてくれました。
それぞれの網の後についてくるブイを確認しながら無事通過・・・・。
この船外機、F70は5,000回転までがエコ走行だから、再びトリムメーターで1/4ほどトリムUPしたこの状態で、約18ノット。(工場出荷時のセッティングで6,200まで回ります)
少し走って、通称:文庫ノ鼻通過。ここの春野・神殿漁港の堤防は、台風の度にダメージを受けるから、西側にテトラを入れている。行く行く、アオリイカの良い漁場になると期待してるんですけど・・・・
写真右で警戒船をしていた"光丸"さんは、去年フルノのGPS魚探を買って頂き、「警戒中は離れれんき・・・」と、港まで和船で迎えに来てくれて、沖合いで設置と、取り説をしました。
桂浜から、約30分で宇佐港に入港。宇佐大橋をくぐります。
マリーナアネックス(旧マリーナサンスイ)さんのクレーンは当社が納めさせていただきました。
ここを過ぎて、川の中に係留です。 無事オーナーさんにお届けしました。このオーナーさんは、今までのSR-Xのオーナーさんの中で1番最高齢の73歳です。
本日は、おめでとうございます!
このボートの個性的な擬装がひとつ・・・・ ここです。
これ、いいですよね! ブラックもポイントになるし、純正のロッドホルダーも付ければ、7本干渉せずにロッド挿せるのかな? 実験する価値あり!ですね。
【注:業務連絡→販売店各位】
ロッドホルダーの位置が下過ぎるとイケスハッチを開いたときに干渉します!
しかし、隣のYF-21より大きいんちゃう?
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by ta-marine | 2012-02-29 03:38 | 進水式