ベバストエアヒーターの修理
以前、ベバストエアヒーターの取り扱いを始めたとブログで紹介しましたが、当社ウェブサイトでもアピールしていたところ、修理の依頼がありました。
でも、ボートではなく、キャンピングカー。 なんでも、できる仕事は受けて、講習を受けに横浜まで行った旅費を稼がないと・・・
この車には、もう10年選手になるAT2000が装着されていました。
症状は、 「点火しない」 。
エラーメッセージを見ると点滅5回なのでフレームセンサー不良。
シートの下に本体が着いていました。
早速取り外して、ばらしてみます。
ボディーを外すと、中のホコリが10年の歳月を物語っています。
次にモーターファンと熱交換器部分を切り離します。
このヒーターはこんなに小さくてシンプルなのに、すごくおりこうさんで、マイコン制御で、自己診断機能もあり、ホント良くできています。
10年使うと、もうバーナーも半分近く溶解していました。(左) 右が新しいバーナー。
パーツ交換後、慎重に組み立て、ファンがスムーズに回るか確認。
取り付け場所のゴミやホコリも掃除してから再取付。給排気管と燃料ホース、燃料ポンプの配線を繋いで試運転。
無事点火して、温風が出るようになりました。出てくる風はすごい熱いです。
バーナーを交換した成果ですね!
この方は、通常のデンソーヒーターも同じところに取り付けて、使い分けされているようですが、ベバストならエンジン停止中に使えるし、温風の温度は比にならないでしょう。
G/Wに間に合ってよかったです。楽しい休日を!
現在、当社にはAT3500ST 軽油/24V仕様の在庫があります。
1台に限り、特価にて販売いたしますので、是非お問い合わせお待ちしています。
by ta-marine | 2010-04-15 22:19 | 修理